クレジットカード現金化後に起きやすい後悔とは?その対策はあるの?
2023年06月28日 17時27分
クレジットカードを使って、現金化業者の指定した商品やサービスなどをカード払いで購入し、その後に業者から買い取ってもらうことで現金を手に入れるクレジットカードの現金化。聞こえだけでは大変便利ですが、利用する前にあとあと後悔しないために抑えておくポイントがあります。
短期間で多額の現金化は避けるべき
クレジットカードを通じた商品決済と業者による買取で現金を得る方式の他に、クレジットカード現金化業者からキャッシュバックを直接受ける方式による換金方法もあるクレジットカードの現金化。
いずれの場合も、クレジットカードを用いたなんらかの購買を通じ、おのおのの業者の還元率や換金率などを考慮して通して現金を得ることは変わりません。
ここで、まず一番に後悔しやすいポイントは、「不自然なまでに短期間に多くの商品を業者を通じて購入」し、その購入履歴がカード会社側の判断で不正利用とみなされてカードの利用停止や強制退会などの措置を取られてしまう恐れがあるというところです。
それを防ぐためには、手軽に現金が手に入るからといってやみくもに大量に、一度に換金をするのは避けることが大切です。
現金化に不必要な個人情報まで開示して後悔するケース
商品決済やサービス決済をカードで行うだけで、あとは現金化業者に任せておけば自動で買取や換金が行われるような、業者を通した便利なクレジットカードの現金化を行う場合、特に注意したいことがあります。
現金化に必要な個人情報の開示と、そうでないものはきちんと理解して線引きするということです。
現金化をする多くの場合、買取業務を行なってもらう観点からも、運転免許証などの身分証の提示を求められます。
ここで、住所・氏名・顔写真による本人確認以上に、たとえばクレジットカードの暗証番号や電話番号などと言った不必要な個人情報を与えてしまうと、悪徳な業者の場合個人情報の不正利用をされてしまうケースもあります。
そう後悔しないためにも、クレジットカード現金化で必要な最低限の個人情報の開示事項は事前に把握しておきましょう。
換金率や手数料などをきちんと理解して後悔を避ける
クレジットカードの現金化を業者経由で行う場合、必ず避けて通れないのが換金率や還元率、利用手数料などをきちんと考慮して「実際に自分が手に入れられる現金額を理解すべき」というポイントです。
現金化を急いで焦ってしまうあまり、業者ごとの換金率や手数料などの数字を比較検討しないで現金化してしまうと、結果として予想より手に入った現金が少なすぎたという後悔に陥りやすいです。
そのために、利用の手引きや規定に記載されている換金率や利用手数料の数字をきちんと読み、現金化後に得られる金額をひとつひとつしっかり把握することが大切です。
ここまで、クレジットカード現金化後に後悔しがちなポイントについてまとめましたが、クレジットカードの決済利用・現金化利用いずれにおいてもカードを長く安心して利用していく上で重要なことです。
クレジットカードを現金化したいときは、むやみに手っ取り早く業者に頼んで終わり、ではなくその仕組みや利用の方法、個人情報開示への理解、換金率の実態なども把握しながら慎重に行うのがベストでしょう。